ハビャーンへの道

ハイサイ。栗原です。
先日はお休みを利用して久高島(くだかじま)に行ってまいりました〜。

世界文化遺産「斎場御嶽(セーファーウタキ)」には何度か行ったことがあり、そこから海の向こうに見える久高島はずっと気になっていたんですよね。10年くらい前から気にはなっていたのですが、ようやく…。
久高島は琉球の創生神アマミキヨが降り立ったという神話の聖地。
今も大切に守られ、現代でも祭祀行事が年間30件近くも行われているのだとか。

ハビャーン

ハビャーンは久高島の一番北にある岬で、ここにアマミキヨが降り立ったと伝えられています。
どんな感じだったか想像しちゃいますね。天から舞い降りたのか、海から来たのか。

イシキ浜

こちらは、ニライカナイより五穀の入った壺が流れ着いたと伝わる、イシキ浜。
久高島にはいくつか浜がありますが、ここは聖地なので遊泳禁止になっています。

イシキ浜

ハビャーンもイシキ浜も、聖域と言っても何もありません。自然崇拝なんですね。
神社やお寺に馴染んできた人間からすると、何もないってスゴイです。
繰り返すけど、ほんとーに何もない。
砂浜にゴロンと横になって、波の音を聞き、風を感じて、当時の人たちの気持ちを想像してみました。
那覇の喧騒を離れてココに来ると、不思議な気持ちになります。

フボー御嶽
フボー御嶽

このフボー御嶽もすごいですね。何人たりとも立ち入りを禁ず。
島の神女でさえ、祭祀のときにしか入れないのだとか。
久高島はとにかく島全体が静かで、ちょっと独特の雰囲気が漂っています。
島全体が礼拝所の雰囲気というか、そんな感じですね。
この雰囲気は写真や文章では伝えられないので、ぜひその場に身を置いてみてください。

ちなみにダイビングもできるところがあるようです。
次回はダイビング調査で来てみようと思います。
またご報告しますね!

ではまた!

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